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直木賞&本屋大賞受賞!恩田陸の蜜蜂と遠雷を読んだぞ![読書感想]

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こんにちは。Kaito(@kazuka000)です。

 

今話題の恩田陸の蜜蜂と遠雷を読みました!

これは2017年度本屋大賞受賞、そして史上初の直木賞とのダブル受賞をした作品であります。

 

話題になっているのを本屋で知って、めちゃめちゃ買うの悩みました。

話題とは言っても、ハードカバーなので正直高いんですよ。。。

 

本能が買うべしと言っていたので、気分で買いましたが、これがこれが正解でした!!

やっぱり本能ってすごい。

 

忙しいので、スキマ時間にぱらぱらと読み、やっと最近読み終わったのですが、これは時間があったら一日で読んでいたレベルの面白さです。

 

たぶん読みだしたら止まらないんじゃないかな。

というわけでこれはおすすめしたいなーと思ったので書いている所であります。

[蜜蜂と遠雷]のあらすじ

この作品はクラシックコンサートに関するお話であります。

タイトルからはあまり想像つきませんよね。

僕は何も知らずに買ったので、家に帰って読み始めたときに初めて音楽小説だということに気づきました。

 

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

出典:Amazon

 

故偉大な師を起点として、登場人物4人の視点から語られる作品である。

それぞれの人物の描写、そして採点者の描写が独自の視点から紡がれている。その各個人の思いが交差し、一つのこの作品を輝くものにしていると感じた。

 

基本的に登場人物が複数いて、各個人の描写を最後にどん!とするタイプの作品は冗長になりがち、また誰の話なのかごちゃごちゃになることが多いのだが、この作品ではそうはならなかったな。

 

要するに、各演奏者からの視点で物語が進み、誰がコンサートで優勝するのかといったお話であります。

直木賞と本屋大賞とは?ついでに芥川賞も

ここで直木賞、芥川賞、本屋大賞の違いについて確認しましょう。

 

直木賞と芥川賞は新人作家の登竜門と言われる有名な文学賞です。

基本的には今まで直木賞と芥川賞をダブル受賞して作家はいません。

これは互いの選考基準のせいですね。

 

そして今回始めてこの作品が直木賞と本屋大賞をダブル受賞しました。

 

直木賞・芥川賞

直木賞と芥川賞の両方共設立者は実は同じです。

 

創設者は文藝春秋社社長の菊池寛という人物で、

芥川龍之介、直樹三十五の友人であったそうです。

 

この二人が文藝春秋の発展に貢献したという感謝の思いをこめてこの両賞の設立に繋がったということです。

 

選考基準についてですが、

芥川賞は

純文学作品が対象で純文学である形式や芸術性が評価されるもの

であり、

 

直木賞は

大衆文学作品が対象で、娯楽性や商業性が評価されるもの

です。

 

そして審査員は両方とも、作家であります。

本屋大賞

 それに対し、本屋大賞は売りてである全国の書店員がこれを売りたいという作品を選ぶ賞であります。

 

2004年から始まり、歴史は浅いのですが、面白い作品が選ばれることが多く、これに選ばれると発行部数がめちゃめちゃ伸びる。

 

我々、一般読者からするとこれにノミネートされた作品を読むと基本的に面白いので読書生活がはかどることは間違いない。

 

「蜜蜂と遠雷」の感想

やっと感想です!

まず、音楽に対して無知な僕でも面白くわくわくして読むことができたので万人に対して面白いと思います。さすが万人向けの本屋大賞に選ばれただけのことはある。

クラシック音楽に詳しい人ならさらに楽しめると思います。

 

それにしても、音楽、さらにクラシック音楽のコンクールで小説を作るというのは難しかっただろう。
音楽の世界なので、アニメや漫画などイメージできるものや音声があればわかりやすく、感動しやすいものであるが、小説という言葉の中で音楽の喜びをどうやって表現するのかと疑問に思っていた。
 
しかし、この作品ではそれを見事に表現しており、さすが本屋大賞と直木賞を史上初ダブル受賞した作品と言えるだろう。

 

 

読んでいるとこの世界観にぐっと引き込まれました。すごい。

文章からピアノの音が聞こえてきました。

 

 

読んでいて、音楽に関する造詣が深く、そして恩田さんらしく文章が巧いことに感動。

よくここまで勉強したなって感じです。ほんとに。

 

登場人物の誰に共感するのかも面白い。

 

小説は個人の好みが結構出るので賛否両論はあると思いますが、個人的にとても面白かったですよ!夜のピクニックと比べて全然こっちのほうが面白かったな-。

「蜜蜂と遠雷」タイトルの意味は??

これ結構難しいと思うんですよ。

読めば、蜜蜂の意味はすぐわかるんですが、遠雷の意味が難しいんですね。

 

解釈によって、意見がばらばらになると思います。

 

あーこれ意見交換したいなー。ネタバレはあまりしたくないし。

久しぶりに人と議論したくなった小説でもありました。

 

あえて、隠して終わります(笑)正直僕も合っているのかわかりませんのでw

 

何度もグッときた。

 

読みどころ

最後にこの作品の読みどころを紹介して終わりたいと思います。

 

  • 果たして音楽をどのように文章で表すのか
  • タイトルの意味は?
  • それぞれの演奏者の化学反応・思いが重なる瞬間
  • 天才とは何か
  • 文章で音楽を感じる
  • 誰に共感できるのか
  • 恩田陸の圧倒的表現力

 

最初はこの分厚さ、そして507ページで二段組に腰が引けるかもしれませんが、すぐ夢中になってすぐ読んでしまうと思うので読んでみて下さーい。

なんなら僕の買ったのあげてもいいんですけど、友人に貸しちゃったので・・